7月分研修レポート

 

  原因は不明ですが、公開した際に文章などの構成や配列が編集状態とは全く異なってしまう等のエラーが発生していたため、ブログを長らく非公開の状態にしておりました。

 公開が遅くなってしまい申し訳ありません。

 現在は問題が解消されているようですが、再度同様のエラーが発生した場合には再度非公開状態にさせていただくことをご承知おきください。

 ここからは通常通りのレポート内容となっておりますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。


 皆様ご無沙汰しております。Yudaiです。


 ディーラーでの勤務も1か月を超え、それなりに勝手がわかるようになってきました。また、自分専用の作業ピットを用意していただけたため、自らすべての点検をこなすことも増え、それにより故障の発生しやすい箇所についてもすこしずつわかるようになってきました。

  そのような環境の変化により、ようやく本格的な研修が始まったという実感を得るとともに、それに伴う責任の大きさにも気づくことができました。

  この経験は座学や実習では得られない海外研修制度の最も大きなメリットの一つだと断言できます。ホンダ学園への入学を考えられている方は是非一度海外研修制度の利用を考えてみてください。

 

 今回のレポートでは以下の内容にてお送りします。

 オーストラリアの交通事情について
  • T Lane
  • T Way
 整備について
  • 灯火類の種類
  • 灯火類の点検方法
  • 不具合に関して

 

 まずはオーストラリアの交通事情についてです。ここでは日本では馴染みのない標識や制度について書いていこうと思います。

T Laneについて

 T Laneが担う最も大きな役割は道路を走る車両を減らし、渋滞を緩和することです。

 すなわち、一台の車両に乗る人数を増やし、1人が1台分のスペースを独占することを防ぐことで渋滞の緩和を図ろうという考え方です。
 したがってこのT Laneでは一台の車両に乗る最低人数が示されます。 

  https://goo.gl/maps/EAwh3a9Hq9Rf7ngR6

 上のリンクによって表示される路面標識からT2及びAMの文字が確認できます。すなわち午前にこのレーンを使用するためには運転者を含めて最低2人の乗車が必要ということです。

 このほかT324h等の表示があり、それぞれが組み合わされて使用されています。

 ※この規制は自転車、オートバイ、バス、タクシーには適用されません。

 示されている条件を満たさない状態でT Laneを走り続けた場合は罰金の対象となるため注意が必要ですが、個人的には厳密に取り締まられているような雰囲気を感じたことはありません。

 

  T Wayについて

 
 続いて紹介するT Wayはバスなど特別な許可を得た車両以外の交通を規制している車線のことで、公共交通機関や特殊車両をスムーズに機能させるために設計された車線のことです。

 T Wayには赤いペイントが施されており、一般の車線と容易に区別できるよう工夫されているうえ、付近の交差点には標識が掲げられており、運転者が誤って侵入することのないよう警告しています。

 https://goo.gl/maps/onKj9wi7r7epHRXDA

 T Laneとは対照的にこの車線への侵入は固く禁じられており、違反行為を取り締まるカメラも多く設置されています。

 

 続いては整備についてです。

 
 今回取り上げるのはヘッドライトやブレーキライトに代表される灯火です。

 オーストラリアでは特に灯火の故障を放置している車両を多く見かけますが、故障を抱えたまま走行してしまうと整備不良で違反となってしまう可能性がありますし、何より自身の安全のためにもそういった故障を放置することはおすすめしません。

 

 ⒈ 灯火の種類

 
 ここでは乗用車に搭載される代表的な灯火の種類、名称について簡潔に説明していきます。 
 ※この車両には装備されていませんが、写真内で赤文字にて示したおよその部分には数字に対応したライトが取り付けられます。(例:6 ⇒ フォグライト)
 名称については複数の呼称がある点にご注意ください(例:ヘッドライト ⇒ 前照灯)。 

 

 

      1. ヘッドライト:夜間に前方を照らす
      2.  ウインカー:車両の意図する挙動を周囲に知らせる
      3.  クリアランスライト:夜間、周囲に車の存在やおおよその車幅を知らせる
      4.  デイライト:昼間、周囲に車の存在やおおよその車幅を知らせる
      5.  サイドマーカー:夜間、側方からの視認性を高める
      6.  フォグライト:霧などによる視界不良がある際に前方を照らす
      7.  テールライト:夜間、後続の車両に自車の存在を知らせる
      8.  ブレーキライト:後続車に自車の減速を知らせる
      9.  バックライト:周囲に自車の後退を知らせる
      10.  ナンバー灯:夜間、周囲に自車のナンバープレートを認識させやすくする

 

 ⒉ 灯火の点検方法

 
 ここでは点検方法の一例を記載させていただきます。

    1. 車両前部を壁に正対させる
    2. 車両をアクセサリーポジションにする
    3. シフトポジションをRにする
    4. ハザードをONにする
    5. フォグライトをONにする
    6. ハイビームをONにする
    7. 車両を一周し、すべての灯火(ブレーキライトを除く)が正常に作動していることを確認する
    8. ハイビームをOFFにする
    9. フォグライトをOFFにする
    10. ハザードをOFFにする
    11. シフトポジションをPにする
    12. 左(右)ウインカーを出す
    13. 車両を1周し、左(右)ウインカーの作動が正常であることを確認する
    14. “⒒”~“⒓”を繰り返し、もう一方のウインカーの作動が正常であることを確認する
    15. エンジンを始動させる
    16. 車両後部を壁に正対させる
    17. ブレーキを踏む
    18. 壁に反射する光をもってブレーキライトが正常に作動していることを確認する

 
※周囲の交通状況等を確認し、安全に配慮した状態で点検を行ってください 
※点検時はパーキングブレーキを確実に作動させてください
※エンジン始動状態でバックライトの点検はしないでください
※バッテリーへの負荷を最小限にするため、エンジン非始動時の点検は短時間で終わらせるよう努めてください

 

⒊ 不具合に関して

 
 不具合の発生する理由として最も多いのは、電球のフィラメントが切れてしまうことだといえます。家庭用の電球と同じく、長時間の使用によってフィラメントが切れてしまうことは不可避だといえますが、この事象は電球を交換するだけで解決可能ですし、基本的に交換費用は高くなりにくいものだといえます。

 LEDを使用したライトの場合、フィラメントが切れるということはありませんし、長寿命でもあります。一方で、一灯でも切れてしまった場合には車検を通過できなくなる可能性が高いうえ、交換の際には一式での交換が必要となる場合が多いため、電球の交換に比べると高額になりがちです。

  また、アフターパーツのライトなどを装着した車両はディーラーでの修理を受けることはできないため、パーツの信頼性を含めてよく考える必要があります。


⒋ まとめ

 
 車両後部の灯火類の異常には気づきにくいことは理解していますが、オーストラリアでは灯火の故障が放置されている車両を日本以上に多くみかけます。

 車両には同様の目的をもった灯火が複数設けられており、1個の灯火の異常により周囲をすぐに危険な状況に陥れるということは多くありませんが、少しでも安全にお乗りいただくためにも可能な限り点検されることをおすすめします。

 

 それでは最後に。

 
 日本では夏が近づいており、それに伴った気温の上昇も著しいと伺っています。6月の時点で猛暑日を超える日が連続するなど、夏に向けて熱中症などへの対策が求められることは間違いありません。

 体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 来月も皆様のご来訪をお待ちしております。



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