12月分研修レポート
ご無沙汰しております。Yudaiです。
今年の海外研修プログラムも無事終了し、現在は帰国便までの時間をメルボルンで過ごしています。
シドニーを離れる際には感じなかった実感をここにきて覚え、オーストラリアという国が持つ魅力がいかに偉大なのかを改めて痛感しています。
したがって、今回は今までの研修レポートのフォーマットから変更し、オーストラリアで感じた魅力についてお届けしようと思います。
l オーストラリアの魅力
Ø 雰囲気
Ø 人々
Ø 車
私はメルボルンに2ヶ月ほど、シドニーに6ヶ月ほど滞在していたため、メルボルンとシドニーの比較を折り交えながらお送りしていきます。
あくまで主観的なものですので、参考程度に捉えていただければ幸いです。
個人的に感じた両都市の雰囲気における最も大きな違いは、物事に対してのスピード感の違いです。
メルボルンは教育都市らしい余裕のようなものを感じたのに対し、シドニーではよりビジネスライクでシビアな印象を受けました。
私個人の意見として、この感覚を強くしているのは気候や建築様式の違いです。
メルボルンでは比較的晴れの日が少なく気温も低いのですが、シドニーでは9割ほどが晴天で気温も高い傾向にあります。
そのため、散策していると光量の違いがはっきりとわかります。
したがって都市部において、メルボルンでは比較的少ない光量がビクトリア調の建物が醸し出すどっしりとした余裕のある雰囲気を醸し出した一方、シドニーでは高い光量によって近代的な建物のコントラストが強く表れ、近代的な建物が協調されるため明暗のはっきりしたビジネスライクな雰囲気を強く印象付けたのではないかと思います。
続いて人々についてです。
このトピックについてはシドニーとメルボルンでも有意な違いがありませんでした。これは私のいた環境によるものですので、一般的には異なるのかもしれませんが共通する事項は多くあると思っています。
その中でも特に痛感したのは人々の寛容さです。
オーストラリアは移民の多さで非常に有名であり、私の周りにも移住されたという方が多くいらっしゃり、そういった方々は多くの場合で英語を最初から堪能に話せたわけではありません。したがって意思疎通の面で苦労をしたという話をよく聞きました。
加えて多くの文化が混ざるわけですからそれぞれが完璧を達成したとしても、それが相容れないことがあります。このギャップは埋めることができないわけですから、お互いが相手を許容しなくてはなりません。
こういった環境が他人に対して非常に寛容な文化を生み出したのだと考えています。
そして更に移民が暮らしやすい土壌を育んでいくのだと思います。
最後に車文化についてです。
このトピックは国という単位で括ってお届けします。
オーストラリアは国土が広大であるため、移動手段として車は生活になくてはならない存在です。
したがって郊外に住んでいる方は非常に高い割合で車を所有しています。
また、メーカーの保証期間が切れるごとに車を買い替えるカスタマーが多いことからもいかに車が過酷な環境で使用されるのか想像できます。
しかし、そういった環境がより車への興味や愛着を育むことに間違いはありません。
特に日本車に対して興味を持っている方の熱量はすさまじく、目的の車を輸入するために5000万円を貯めた同僚もいました。
私も車は好きですが、彼らの意欲には到底かなわないと痛感しました。
そして彼らが車の何に惹かれたのかを知ることができたのは自分にとって非常に大きな経験でした。
私が聞いた話を総合して主要な3点を挙げると、まずはデザイン、続いて加速、最後にハンドリングです。
営業担当の方から聞いた話では、オーストラリアでは1.5Lのエンジンでは加速が不十分だと思う方が非常に多いそうです。
入庫してくる車両を見る限りでは1.5Lのエンジンの割合はおよそ半分といった感じでしたが、あえて上位グレードのエンジンを選択するということは移動する際に少しでも時間を節約しつつ楽しみたいという心理の表れなのかと思い、妙に興味をもったことを覚えています。
今まで私は日常で使う車に対して楽しみを求めることは少なく、安全性や積載性が十分であればそれでよいと考えていましたが、車をより好きになるためには実用性だけに捉われず楽しさに触れることが重要なのだと痛感しました。
そしてそれを理解できたことは今後自動車産業に関わっていくことを志す私にとって非常に有益なことでした。
“朱に交われば赤くなる”ということわざがありますが、私にとってこの環境は私にとってまさに朱であり非常に有意義なものでした。
保守的で悲観的だった私を変えてくれたオーストラリアでの経験はかけがえのないものであり、今後私が辿る人生を良い方向に変えてくれたと断言できます。
このプログラムに関わってくださったすべての方々には感謝の言葉もありません。
このレポートを読み、このプログラムに少しでも興味を持っていただけたのであれば是非一度学校説明会にお越しください。
車が好きな上に少しでも海外に興味がある。あるいは自身を変えたいという方にはもってこいの制度だと断言します。
9ヶ月間お付き合いいただきありがとうございました。
心からお礼を申し上げます。